リコーダはその構造が単純で落としても壊れません。音あわせもヴァイオリンなどと違って必要ないくらいです。わたしのような素人が扱う楽器として適していました。吹けば音がでるのですから。
しかし、吹奏楽器ですから、演奏しながら歌う「弾き語り」ができません。おまけに演奏しながら、音の強弱をコントロールすることが難しいことがわかってきました。音程を一定に保つことも大変です。感情をこめるといった曲想もつけづらいのです。表現力を高めることの難しさです。素人は「吹く」ことができても、プロの奏者のように「奏でる」ことは容易ではないのです。
私のリコーダの練習法です。最初は運指(指使い)によって、ドレミファなどの音程をマスターすることでした。難しいのは、シャープやフラットつきの音を出こと、高音域を安定して出すことです次にアルトリコーダ用の楽譜を買ってから、古いマッキントッシュの音楽ソフトを使って、伴奏部分の音符を一つひとつ入力することでした。入力したものを聴き直し修正するのです。それが終わると主旋律を練習します。マッキントッシュを伴奏者して練習するリコーダのカラオケです。このマッキントッシュは初代のものです。一枚のフロッピーディスクにシステムと音楽ソフトが入っているという、今も動くまさに希有のアンティークとなっています。
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