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アメリカ人の行動や習慣 その4 ファーストネームで

2010年07月18日 テーマ:お知らせ,校長ブログ

お互いに親しくなりはじめると、ファーストネームで呼び合うことになります。かつては「ロン・ヤス」というロナルド・レーガン大統領と中曽根康弘首相の関係がありました。オバマ大統領と菅首相が「バラック、ナオト」と呼び合うのはどうでしょうか。「Yes, I Kan.」のほうが受けそうです。アメリカ人ならたいそう喜ぶ文句となります。「Yes, I can.」をもじっているからです。

日本の社会では、公の場でファーストネームで呼び合う習慣はありません。所変わればですが、沖縄では親戚はもちろん友達の間でもファーストネームを使います。アメリカでもヨーロッパでもこのような呼びかけは同僚や友達の間では普通です。

どんな場合であれば、ファーストネームを使えるのでしょうか。第一は、いうまでもなく互いの関係が親密で深まっていることでしょう。第二は、「バラック、ナオトと呼び合おう」という了解があることです。菅首相がオバマ大統領やメドベージェフ大統領に「俺をナオトと呼んでくれ」というように働きかけるのです。そうすると「俺をバラクといってくれ」、という感じになります。この呼吸が大事ですね。

目上の者や地位が上の者でもあっても、ファーストネームで会話するのがアメリカです。ウィスコンシン大学にいたときに、教授に向かって院生がファーストネームを使っているのに驚いたことがあります。院生ゼミや小さなクラスでの話です。彼等はなんの抵抗もなくファーストネームを使うのです。しかし、私は指導教授に対して最期まで「プロフェッサーA,,」と呼んでいました。大教室や公の場では、同僚であろうと院生であろうと誰もが「プロフェッサーA!」と呼ぶのは当たり前です。

指導教授がもし「俺をロイと呼んでくれ」とか「デビッドでいいんだぞ」を言われたにしても、わたしにはそう呼ぶことはしっくりいきませんね。畏れ多いことです。自分が指導してきた同窓生からファーストネームで呼ばれたとしたら、大いに不愉快になりますね。

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