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アメリカ人の行動と習慣 その30 ホームスクール

2010年08月12日 テーマ:お知らせ,校長ブログ

ウイスコンシンの州都マジソンに住む次女は、この9月より2人の娘を自分で教育する「ホームスクール」を始めます。娘は学校嫌いとか不登校ではありません。次女は自分で指導して育てたくなったのだそうです。旦那の理解と協力もあります。

ホームスクールはアメリカのどの州でも法律で認められています。公教育とは違った教育の形態をオータナティブスクールといいます。通常の学校を選ぶのもよし、チャータースクールでもよし、ホームスクールでもよし、保護者が自分で子どもの学習の場を決めるのがアメリカです。

アメリカのホームスクールにはいくつかの特徴的なことがあります。第1はキリスト教の影響を受けていることです。宗教的な信念や信条が基礎にあって、信仰心を大事にしながら基礎学力をつけ、一人ひとりの子どもの特性を伸ばそうとするのです。特にクエーカーやアーミッシュと呼ばれる宗派の人々はそうです。第2は公教育への不信感のようなものです。特に公立学校の一斉指導や競争的な学習環境、児童生徒の問題行動などに保護者は嫌気のようなものを感じています。第3は自分が子どもの教育を担うのは当然であるという確信のようなものです。保護者自身が高い教育を受けていることも特徴です。

次女の話に戻ります。彼女の娘たちが今通っている学校は家から1分の所にあります。それでもホームスクールをやりたいという気持ちは理解できます。体育や音楽は学校でやらせるそうです。その他の教科は自分で指導します。

次女の住む町にはホームスクールを実践する親のグループがあって、定期的に保護者と子どもが集まって学び、遊んでいるそうです。こうした集いをとおして教材や指導方法、困ったことなどを相談できるような体制があります。アメリカには、ホームスクールはしっかりと定着しています。

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