短い夏があっという間に終わると、木々が一斉に黄色くなります。大きな葉のカエデや落葉樹が紅葉し、冬支度を始めます。11月になると北から南へ向かう鳥の群れをしばしば見ます。それも100メートルくらいの高度で次から次へと南下するのです。「クルクル、クルクル」という鳴き声を交わして、V字型、山脈型の隊列を組んで整然と飛んでいきます。ガチョウやガンの種のようです。不思議な生き物の帰行です。ウィスコンシンにも秋がきたと実感する時です。V字型で群れとなって飛翔にはそれなりの理由があるようです。先頭一羽は風よけとなり、残りの群れを飛びやすくするといわれています。先頭は絶えず入れ替わります。どうやって交代交代で飛翔するのか。彼らの本能と経験なのでしょうね。
「Fly Away Home」という映画がありました。Amyという少女が、巣が壊されて捨てられていたカナディアンギースの卵を温めることになります。そして孵化したギースはやがてノースカロライナにある渡り鳥の越冬地へと飛んでいかなければならないことを知ります。そこで彼女は小さなエンジンをついた飛行機で、いろいろな困難を経ながら無事ギースを目的地に導くというシナリオでした。
ウィスコンシンの州鳥は「ロビン」。別名コマツグミといいます。渡り鳥でもあります。胸が橙赤色でくちばしが黄色み、背をピンと延ばす端麗な鳥です。全長さは約20センチ位。目の周りのリサイクルマークがお気に入りです。地面を掘り起こしては、ミミズなどを取る姿がよく見られます。毛虫などの昆虫も好きです。果物やベリーなども好物です。ロビンは夜明けとともに最初に鳴く鳥としても知られています。ロビンはミシガン州とコネチカット州の鳥ともなっています。
10月や11月になっても時折暑い日がやってきます。こうした天気のことをインディアンサマー(Indian Summer)と呼びます。かつてインディアン部族がこうした天気のときに、開拓民の部落を襲ってくることがあったので、この呼び名がついたといわれます。やがて皆がじっと耐える冬がやってきます。
トラックバック(0)
トラックバックURL: http://www.at-mhk.jp/mt/mt-tb.cgi/506












コメントする