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「音楽の泉」 その11 Mt. Olive Lutheran Church(2)

2010年08月24日 テーマ:お知らせ,校長ブログ

今回は、素人ですがプロテスタント教会の音楽について短く説明しましょう。もともとカトリックの司祭であったマルチン・ルターの宗教改革によって、キリスト教会の礼拝に大きな変化がもたらされたといわれています。その最も大きい変化とはコラール(合唱)による礼拝に参加するもの全員が讃美歌を歌うようになったことです。コラールとは、全会衆によって歌われる賛美歌の総称です。コラールの旋律は多くの場合単純で、歌うの難しくはありません。それまでは聖歌隊員だけとか司祭など特定な者、あるいは専門家だけが礼拝で歌うことが多かったのです。

ルターはそうした長い伝統を破り、教会における音楽の中心は聖書のみことばを伝えることにあるとしたのです。「新しい教会では会衆が賛美をしない礼拝を考えることはできない」とまで言ったとされています。ここから、今に至るような皆が共に歌い、祈り、朗読する伝統が始まるのです。

作曲家でもあった改革者のルターは、自ら「神はわがやぐら」などの讃美歌を書いています。またカトリック教会の聖歌の中から聖書に基づいて作られた音楽をドイツ語に翻訳して礼拝で用いるようにしたのです。例えば「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」、、「来たり給え、創造主なる聖霊よ」等のラテン語で歌われていた聖歌です。こうした曲はルーテル教会の賛美歌集にとり入れられています。皆さんがよく聴く「アヴェ・マリア」はルーテル教会では歌われません。マリアを賛美するか否か、といった教義とか信条の違いによるものだからです。

聖歌隊は、日曜礼拝、クリスマス、復活祭(イースター)などの行事、結婚式、昇天式などで、教会の暦や行事にそった曲を歌います。メンバーは教会の会員で構成されます。聖歌隊員ですが、小さいときから歌うという土壌が家族にあったのでしょう。歌うのが上手な隊員が多かったですね。

                             Martin Luther.jpg

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