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「ライバルは自分」の危うさ

2010年03月09日 テーマ:理事長ブログ

ライバルは自分です。
そう言うスポーツアスリートの言葉を聞くことがあります。
もちろん記録を追及するスポーツだとうなづけるものがあります。
また、イチローなどの創業者型の天才アスリートには孤高の人
として納得せざるを得ない、雰囲気があります。
しかし、対戦型のスポーツの場合、イチローなどの飛びぬけた、
歴史に名を残すアスリートではない場合には、私はそう言った
アスリートに選手寿命の短さを感じることがあります。

オリンピック種目で世界標準に若くして入り、外国人選手に決
して貫禄負けすることなく一見するとなんなくメダルを手に入れる
日本人選手を見ていると、ライバルの外国人選手を目標や
ライバルに掲げている人が多いように思われます。

そのことを考えると、スポーツコーチングの極意が浮かび上がっ
てくるように思われます。
コーチングでもよく使われる、「目標の視覚化」「目標の数値化」
の重要性と関係するものがあります。
自分を見つめ続けると、やがて目標が見えなくなる。小さなこと
に煩わされる自分がいる、と当事者から聞いたことがあります。

目標を明確に言い切れる力、アスリートには欠かせない能力で
はないかとひそかに私には思えるのです。
そしてそれはスポーツの世界のことだけだとはとても思えない
のも事実なのです。

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