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農業に一大イノベーションが起きる実感

2010年02月11日 テーマ:理事長ブログ

トヨタ自動車の社長が記者会見で、ハイブリッド車の品質改善について
釈明をする様子を見ていると胸が痛くなりました。
トヨタ車の一ユーザーとして、「しっかりしてほしい」「頑張ってほしい」と
いう気持ちとともに、トヨタが日本の企業社会あるいは日本の経済界、
ひいては市民社会に多大な影響を与えてきたことの意味に思いを馳せ
ました。
だいぶ昔、豊田市にあるトヨタ自動車の本社に商談に行ったときのこと
を思い出します。トヨタ車の販売店が軒をつらね、行きかう車の多くが
トヨタ車であるのを見るだけでも、トヨタ社が豊田市の地域経済に及ぼ
している影響がわかりました。

自動車産業は、工学系(物理、電気、電子はじめ)の幅広い多くの人材
を集約してきました。そのうえに、世界中の地域社会に根を張った有力
者の支えのもと強大な販売代理店、修理業者網をつくりあげてきました。
自動車という製品には、産業機材、部材、その裏づけとしての最先端知
識、情報がなくてはならず、世界中の優秀な人材、異色な人材を集めて
きたのです。

新聞社が、その昔言われた「インテリが書き、職人が活字を組み、やく
ざが売る」だったとすれば、自動車は「博士が設計し、職人が組み立て、
口八丁手八丁が売りさばく」ものだったのです。

創成期のTV局にも、新聞社をも上回る多様な人材の集積が見られまし
た。個人的にも異色の、およそ常識的ではないマスコミ人を見る機会が
ありました。

私の幼少期、隆盛を極めた映画界もまた、多様な人材の共同体だった
でしょう。

私は1990年代に関わっていたパソコン、通信業界もまた、多様な人材
の異種格闘技の舞台でした。毎日がわくわくどきどき、どこからどんな
伏兵があらわれるか、今日も明日もわからないという状況が続きました。
インターネット業界はさらに輪をかけて、世界中で異種格闘技が繰り広
げられる世界です。

自動車、新聞社、テレビという20世紀が生んだ産業、そして21世紀初
頭を彩るITビジネスという歴史が流れました。
そして、さて、次はどこへ向かうのかと多くの人が固唾を飲んで見守っ
ている。私にはそう思えるのです。

しかし、今私には静かな確信と実感が芽生えてきています。
農業分野に多彩な人材が吸い寄せられています。

NPOえがおつなげて、の代表理事、曽根原氏に誘われて参加した
市民キャビネット 農都地域部会のML(メーリングリスト)の面々の
多彩さ、議論のわくわくどきどき感。
1996年当時、IT業界の渦の中で私が感じたものに匹敵します。
うまく言えないのが不徳のいたすところです。
すごい人たちが、今、都市と農村を行き来して、それぞれの資源を
ハイブリッド化しようとダイナミックに動き出しています。

予感が実感、確信に代わってきました。

市民キャビネット 農都地域部会
http://www.npo-support.jp/event/CCNP-nouto.pdf




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