でした。私が大学3年のときから「日経ビジネス」を読み、最初に知った言葉が
「バンカー(Banker)」でした。特に、住友銀行などは、融資をしている大企業
の経営がおかしくなると、経営者を送り込んで立て直す、というダイナミックな
銀行として強い印象を持ちました。
そうやってマツダ(昔は東洋工業)、大日本製紙などを再建してきました。
大学1年のときに知っていれば、私はBankerに夢を感じて、都市銀行への
就職を目標にしていただことでしょう。
それがいつの頃からか、金融界に、金融工学と呼ばれる学問が入ってきました。
金融がすべて科学でとなえられる時代になっていくのです。
1980年代後半、バブル全盛の頃には、金融界は実業界を差し置いて、主役の
座に座ろうと手ぐすねを引くようになったのだろうと思います。
金融界は縁の下ではなく、縁の上に出てきました。
最近、知人である証券アナリストから届くメルマガの中の文章にふと目がいきました。
そこにはこう書いてあるのです。
一昔前、アルゼンチンやブラジル、ロシアなどの一部後進国に
単発でおきた事が、中心国ではないにせよ、文化の進んだ欧州
で連続して起きている事に、危機が迫っているような不安があ
ります。
大袈裟に言えば、経済人は皆、資本主義崩壊という不安を心の
どこかに感じながら、日々を過しているような気がします。
同感とすることが書いてありました。
一人勝ちや抜け駆けを許さない経済学が急速に求められています。
金融界の経営者や従業員のお金への執着心や横暴を規制するために
オバマ大統領も頭を痛めています。
本来の、資本主義の持つ自由主義を規制して計画経済に逆戻りさせ、
大きな政府を復活させるのか、誹謗中傷に悩まされ続けることでしょう。
しかし、地球の永続性が危ぶまれる世紀に入った今、資本主義は
まったく新たな局面に入ったと言えるでしょう。











