強い雨風に強い稲が品種改良により出来上がっています。
よく見ると、稲の茎の中心が空になっている。
いわばストローのようです。
そのような稲は台風でいったん穂の部分が地に着くぐらい倒れてしまったとしても
太陽がさんさんと輝いてくるとすくっと立ち上がります。
勁草(けいそう)とは、強い草のことを言います。
倒れて初めて、その草の強さがわかります。
人間も同じだというのです。
平時には、わからなかった強さが逆境や有事にあってはじめてわかるからです。
試練や逆境こそがその人の節操や志を鍛えてくれます。
すべてを自分だけの責任ととらえて、徹底感謝で乗り切れる人の
芯には強い"空"が宿ってくます。
なお、宋書では、「疾風に勁草を知る」のあとに
「厳霜貞木」(最初の厳の字には山かんむりがつく)という言葉もついています。
真の仲間であるか否か、は逆境にならないとわからない。という意味です。
これは学校の友人関係にも言えるのではないでしょうか。
ともに難局に立ち向かってはじめて、真の友が見つかる過程にも
疾風に勁草を知る、機会がきっとあるのだろうと思います。











